小ぶりの谷戸が開けるあたり、橋の上流側は山椒魚が棲息する寺域と公園。橋の下はその出入り口であり、通学路ともなる。橋は、尾根先をカットしてカーブする地区道路。 |
橋の下の空間。 右側にせせらぎの通過水面を活用する検討もされたが、現在は路面のみとなっている。 |
平成元年の建築。 20年目のリフォーム。 強度向上を優先、小面積の出っ張り・引っ込みは元のモルタルの再塗装で済ました。 |
2階・アプローチデッキ。新築時は不燃木板張りだったが、手入れ不十分で一部が朽ちてしまった。 |
恵まれたロケーションで、築120年。初めての古民家係わりで、後日、これほどの物件には出会えていない。 |
『夏の間』 床梁に大入れの根太が栗の6センチ角、手斧目に惚れ惚れ。不陸直しもあって根太は総入れ替え。“宝物”は他の材共、造作に活用した。 |
看板!の内部・倉庫。 内部は珪藻土吹き付け(外部筒上部に井戸水撒水設備)。 |
『吉村チェアー』を置きたかったソファーのコーナー、残念!普通のものに。 |
南面。『畑を少し!』という希望により、ガーデニングと家庭菜園を楽しめるスペースを用意。 |
施主曰く、『築30年のマンション。駅至近。至便。リフォームして住めるものをつくれるなら買う!』。庭木も含め古い故の良さが随所にみられたため、購入をすすめ、設計。小間割りの5室だった平面を壊して、ほぼワンルームに。南側のバルコニーに面してリビング・ダイニング・キッチンからなる広間をとり、その両側に開口率の高いパーティションで隔てられた親子のベッドスペースを配置。 |
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